「ストレス社会」という言葉が日常的に言われるようになった昨今、働く方々のメンタルヘルス不全が問題になっています。
企業にとっても、有能な人材損失、事業効率や意欲の低下、新たな雇用、育成資金増加などリスクは大きく、今後日本経済全体の低迷にも影響を及ぼす可能性もあります。
ただ当事者にどう対応していいのか解決策が見い出せない管理職やそれに準ずる方々も多く、新たなメンタル不全者の増加という悪循環を生んでいる状況も少なくありません。
大切なのは早期発見、早期予防。
当協会ではメンタルヘルスに関わる知識と対処法の習得、実際のコミュニケーション法を企業に普及させることにより、社員同士が「身近なカウンセラー」としてケアし合える環境を創り、メンタル不全者増加に歯止めをかける事を目的として設立いたしました。
検定実施にあたりまして、全国の就職活動を始める学生の皆さんなどの便宜を図るために公開会場での受検だけでなく大学・専門学校や企業内で受検できる団体受検制度を設けることといたしました。
「団体受検」では、受検者が5名以上になる場合には団体受検の対象となり、団体受検運営準会場の登録をしていただくことによりそれぞれの所属する学校や企業内で受検していただくことが出来るような制度です。ぜひ少しでも多くの学生の皆さんが受検の機会が持てるように、団体受検制度を利用していただきたいと思います。